2014年1月24日

街路樹、Pear Tree --- 春を告げる梨の花

当地、南カリフォルニアは気候が温暖です。 何度も書いた気がしますが、こう書かないと話が始まらないのです。

で、温暖なので、1月も後半になると春の気配を感じます。クリスマスの頃に比べて確実に日が長くなり、陽射しが確かに強くなり、住宅の前庭にパンジーやポピーが賑やかな色どりで咲きます。

その中で、私の基準で、最もくっきりと“春”と告げるのは、梨の花、Pear tree の白い花です。1月も半ばを過ぎると咲き始めます。街路樹として大きく育ったこの木の花は本当に見事です。


 
ただ、今冬は異常に気温が高く、かつ雨が少なく、残念ながら例年のような花盛りになっていないようです。

うちの近所の若木がわりとよく咲いていたので、写真を撮ってきました。
2014年1月 Cypress Community Center








(1月25日追記:よく観察してみると、花がきれいに見えないのは、葉が残っているせいと思います。例年、冬の雨風に打たれて、どんどん葉が落ち、花の頃にはほとんど残らない、または、全く葉がなくなっているのが普通なのです。)



さて、ネットで街路樹の情報を探していて見つけたのが、Cal Poly San Luis Obispo という、カリフォルニア州立大学の、 Urban Forest Ecosystem Institute のサイト。 (→ここ )

大学の情報なので、信頼性が高そう。
(追記:上記ウェブサイトの下のほうに、極々薄くて小さい字で、ここに書いてあることの正確さは保障しません、この記事のせいでこうむった損害に責任を持ちません、とのこと)

  
もし興味がおありなら、
Enter a tree name” というボックスに “pear” と入れて “Go” をクリックすると、梨の仲間の木がずらっとでて来ます。 


それによると、実ではなく花を楽しむのは、どうも Pyrus calleryana の仲間と思われます(Pyrusはナシ属を表す)。

その中に、さらに亜種(または、品種)がいくつもあります。たとえばEvergreen Pearをクリックすると(→ここ)、私の写真よりずっときれいな梨の並木が見られます。

私が見た梨の花が、それらの亜種のうちのどれなのか、名前をはっきり特定するところまでは、私にはわかりません。おそらく、並木により異なるのではないかと思っています。







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