2014年1月2日

新しい年になりました

心を新たに日々の暮らしを重ねてゆこう。


夕食の前に散歩をしてきました。

我がアパートの前には、通りをはさんでコミュニティカレッジの陸上競技トラックがあり、ここは近隣住人の格好のエクササイズの場になっています。特に早朝と夕方から夜にかけては(数えたことはないけど)多いときは数十人の人が、トラックの線に沿って同じ方向に、走ったり、歩いたりしています。

早足で歩きながら、だんだん暗くなってゆく空の色を楽しんできました。西の空に、白くて細い細い月がかかっていました。

今住んでいるところの どこが好きかというと、空が広いところ。そもそも、この市には、2階建てより高い建物があるのかしら。とにかく、さえぎるものが少なく、空が広い。

それから、冬には雨が降るので、今頃は空気が澄んで気持ちがいいし、木々は雨に洗われ汚れが落ちてほっとしているように見えます。

消えそうに細い月と、暮れゆく空と、くろぐろとした木々を見上げながら歩いていると、頼る人も少ないアメリカ暮らしの不安が心をかすめます。でも、その気持ちと紙一重のところに、ひとり立つ覚悟が隠れているのも本当です。このふたつの気持ちの間を、行ったり来たりしながら今年も暮らしてゆくのかな。


ところで、昨日つまり一月一日に、アパートの住人の女性に会ったら、“ホリデーシーズンが終わって、ホントにうれしい!” と言ってました。

私も同じ気持ちよ、と返したのですが、彼女の理由は、もうこれ以上お金を使いたくないとのこと。親戚が多くて、甥や姪たちにプレゼントが大変なんだそうです。




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