樹木ウォッチングを始めたばかりの頃にファイカスの仲間を取り上げたのですが、超初心者だったため内容的にほぼ破たん状態でした。
気になりつつ、今回やっと書き直しエントリーを始めます。前のはそのうち削除するつもりですが記念に残しておくのもいいかも。
私の住んでる辺りでファイカスといえば、こんな街路樹が思い浮ぶはず。
2014年2月3日 Woodruff Ave. Lakewood, CA Ficus microcarpa(ガジュマル) |
それから、こんなのも。
2015年9月28日 Knot St. Garden Grove, CA Ficus Benjamina(ベンジャミン) |
英語でファイカス(ficus)というと、大雑把にイチジク属(Ficus フィクス)に属する大木を指すみたいです。
ただ、イチジク属なら何でもファイカスと呼ぶ訳でもないようで、同じ仲間のインドボダイジュやゴムノキはファイカスとはいわないような気がする。
一方、果物のイチジクがなるイチジクの木は、フィグ ツリーと呼ばれているはずです。フィグ(fig)はイチジクの実のこと。でも、ファイカスの大木のことをフィグ ツリーと称することも目にします。
とにかく、総称や一般名を詮索するのはこれ以上は止めておきます。学名とは違って決まりがないからです。
さて、これから私の活動範囲で見かける四種類のファイカスを紹介してゆくつもりです。都会の森の大型構成員です。
上の写真の二種類に加えて、以下の二種。
- Ficus rubiginosa (フランス ゴムノキ なんて日本語名がついている)
- Ficus macrophylla (日本語ではオーストラリアゴムノキ。超巨木です。街路樹ではないけど、時々見かける)
まとめて全部を一つのエントリーするか迷いましたが、後で参照するのにかえって混乱が起きそうなので一種類ずつにします。
また、以前のファイカスのエントリーでは種類の見分けをゴニョゴニョ迷っていたのですが、今回、正確さのレベルの低さを、それで良しとすることに決めた上での書き直しです。この自覚は樹木ウォッチャーとしてなかなかの進歩だと思っているのですよ。
共通の特徴は、その特殊な花序にある。イチジクが無花果と言われるように、この仲間は、花が咲かずに唐突に果実を生じるように見える。もちろんそんな訳はないのであって、実際には果実に見えるものが花序なのである。
では、予告編おわり。
0 件のコメント:
コメントを投稿