1月も終わりに近い24日、やっと晴れたので、近くのエルドラド パークに行ってきました。
| いつもは、ヨシの茂みのラインが池の縁なんだけど、こっち側まで水が来てる。 |
そういえば、本当は隣のネイチャーセンターに始めは行ったんだけど、池の水が増水して歩道にあふれているので閉鎖中でした。
危機的な干ばつが続いた南カリフォルニアでしたが、1月は恵みの雨が、まあ良く降りました。(といっても、干ばつ解消には程遠いのだそうで、常に水が足らないのは宿命ということみたいです。)
| ピクニックテーブルとベンチのところまで、水がきてます。 |
| 渡り鳥のガン。普段はもっと頭をあげて堂々としているのに、食事に夢中でした。おなかが空いているのか、それとも雨の後は美味しいものがあるのか? |
| いつも走り回っているリスも、あんまり動かず熱心に何かを探している。 |
| ほんと、いつもとちがう。 |
いやいや、私はツリーウォッチングにきたんだったわ...
そう、最初に若葉を出しているのはやっぱり、
| トネリコの仲間、エバーグリーン アッシュ。もう緑色になっている。 |
| 花がぎっしり。 |
| この木はたくさんある。 |
我が愛するカリフォルニア シカモアもたくさんあるけど、この木はもっとずっと後にならないと葉が出ない。
| 野ざらしのような白い幹が目立ちます。 |
| 倒れている木がありました。たぶん、自生種のヤナギの仲間です。 |
水辺に好んで生える木は riparian と総称されますが、冬の嵐や、洪水で倒れやすいのがこの仲間です。
ちょっと、知ったかぶりの大きいことを言うと、カリフォルニアの両極端な気候、つまり夏のきびしい乾燥と冬の大雨、それらがもたらす山火事や洪水に適応することによって、この地の独特の植物相が出来上がっているのだそうですよ。
さて、公園を出ました。家に帰る途中で見なくてはいけないもの...
春を告げるナシの花は、咲いているかなっと。
| ぱっとしない木だけど、車が止めやすいのでここ。 |
| 咲いてる、咲いてる。 |
| もう、随分咲いてる。 |
このナシの木のことは、またそのうちエントリーにしたいと思ってます。さっさとしないと、あっという間に満開の時期がすぎそう。桜みたいなものですから。
ということで、南カリフォルニアはもう春です。
おまけ。
| 今日、1月28日の写真。 |
オレンジ郡の フラトン市(Fullerton)のちょっと小高いところから北の方を見たところ。サン ガブリエル山脈 (San Gabriel Mountains)は、きれいに雪化粧。